急いでいた和子さんから出てきた「黒いもの」は、「身体をギュッと固める」という「習慣(癖)」。
タッくん
そういえば、アレクサンダーさんも、この本で「声を出そう」とした時に、「身体をギュッと固めて」しまうことに苦労していましたね。
そうね、「やろう=がんばるぞ=力を込める」という選択肢しかない状態。
そうか、そこでアレクサンダーさんは考えた。
「まず、話そうとすることに対する即座の反応を抑制し…」
私の場合なら「バスに急いで乗ろうとすることに対する即座の反応を抑制し…」
そして、「新しく、より良い自分の使い方を起こすためにプライマリーコントロールの指示を送り…」
私の場合だと、もうレッスンの帰りだったから、指示を送らなくてもきっと、プライマリーコントロールにいたのね。だから、「黒いもの」として見えた。
そして、いろんな選択肢が見えてきた。「急いでも、急がなくてもいい」「次のバスにも乗れる」
「もしかしたら歩いて帰れるかも」…
そう。でね、その後どうなったと思う?
え~、気になる~!くまさん、お水のおかわりください!!
「黒いもの」を見ちゃった和子さん、どうなるのでしょうか?