15、習慣の外に見えたもの

タッくん、和子さんと「習慣」の話を続けています。

タッくん

ボクも、子どもの頃から「努力しろ」と言われてひたすら頑張りました。
できないのは「努力が足りないから」と言われて、また頑張って…でも、できるようになりませんでした。

和子さん

そうね、積み重ねることで、いつかできるようになると信じてね。

タッくん

でも、ヨシ先生とのレッスンで、ずっと自分にまとわりついて
身動きとれなかったようなものがフワッと取れて…
視界がひらけたような感覚があったんですよ。

和子さん

きっと、プライマリーコントロールに戻って「本当の自分」が感じられたのね。

タッくん

はい、そこから見えた、レッスンに通う前のボクは、とても狭い世界にいたんだなぁって気づきました。

和子さん

ふふふ。タッくん、毎日同じ生活サイクルで、「ハムスターがカラカラって車を走ってるみたい」って言ってたもんね。

タッくん

習慣だらけの中で、本当に自分がそうしたかったのか、それとも誰かに言われてやっていたのか、それすらも自分で考えないで生きていました。

和子さん

行動だけじゃなくて、「自分の考え」って思っていることすら、自分のものかも分からずにね。

タッくん

ボク、そんな根拠のないもので自分をしばりつけて、今まで生きていたのかぁ。

タッくん、「肩こり何とかしたいな」って言ってただけなのに、思いもしないところに気づき始めてる。タッくんの思っていた「自分」じゃないところに、可能性がいっぱいありそうだね。

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