オーストラリア人の俳優、FMアレクサンダー氏(1869ー1955が、ステージで声が出なくなったことがきっかけで、自分を鏡で観察し始め、自分が表面的に意図している行動が、実際には「自分自身」の機能を妨げていることに気付きました。
「思い込みの自分」ではなく「本来の自分」に任せることが、声の問題だけではなく、思考や行動のまとまり、健康面、生きていく上でのあらゆる問題解決の基本であることに気づき、英国に渡り、他の俳優や健康を損ねた人にもアドバイスしながら、「本来の自分」を生きるテクニックを彼の生徒達と共に実践しながら体系立てていきました。
欧米では、健康保険適応であったり、芸術系学校の必須科目になっていることは多いです。
現在、その意向を受け継いだSTATとその提携協会に属する教師は約3000人で、欧米を中心に世界中で活動しています。